マイナンバー確認書類の準備方法

マイナンバー確認書類の準備方法 投資の始め方

つみたてNISAや証券口座を開設する際に必ず必要になるのが「マイナンバー確認書類」と「本人確認書類」です。

口座開設の全体の流れを知りたい方は『SBI証券でつみたてNISAを始める手順』の記事もあわせてご覧ください。

特にマイナンバー確認書類は、提出方法や必要書類の種類を間違えると審査が進まず、口座開設までに時間がかかってしまいます。

この記事では、マイナンバー確認書類をスムーズに準備する方法を詳しく解説します。


Step1:マイナンバー確認書類とは?

マイナンバー確認書類とは、自分のマイナンバー(個人番号)を証明するための公的書類を指します。

証券口座や銀行口座を開設する際、金融機関は法律に基づいて顧客のマイナンバーを確認する義務があります。そのため、必ず正しい書類を提出しなければなりません。

マイナンバー確認書類として利用できるのは主に次の3種類です。

  • マイナンバーカード(個人番号カード)
  • マイナンバー通知カード(※表面に記載の住所・氏名が現住所と一致している場合のみ)
  • 住民票(マイナンバーが記載されているもの)

いずれも「マイナンバーそのもの」が記載されている必要があります。健康保険証や運転免許証にはマイナンバーは記載されていないため、マイナンバー確認書類には使えません。


Step2:利用できるマイナンバー確認書類の特徴

1. マイナンバーカード(個人番号カード)

もっとも便利で推奨されるのがマイナンバーカードです。表面には顔写真、裏面にはマイナンバーが記載されており、1枚でマイナンバー確認書類と本人確認書類を兼ねることができます。

マイナンバーカードを使った具体的な口座開設の流れは『SBI証券でつみたてNISAを始める手順』で詳しく解説しています。

ただし、証券会社などに提出する際は、表面と裏面の両方を提出する必要がある点に注意しましょう。

2. マイナンバー通知カード

紙製のカードで、マイナンバーが印字されています。ただし、2020年5月以降は新規発行が廃止されており、すでに持っている人しか利用できません。

また、通知カードに記載されている氏名・住所が最新の住民票と一致していることが条件です。引っ越しや結婚などで変更があり、裏面に訂正の記載がない場合は利用できません。

3. マイナンバー入り住民票

市区町村の役所で取得でき、申請時に「マイナンバーの記載を希望する」と伝えると、住民票に個人番号が記載されます。

これは通知カードが使えない場合や、マイナンバーカードをまだ持っていない場合に利用できます。発行から6か月以内のものが有効で、手数料が数百円程度かかります。


Step3:本人確認書類も同時に必要

マイナンバー確認書類だけでは口座開設はできません。必ず**本人確認書類(氏名・住所・生年月日を確認するための書類)**もセットで提出する必要があります。

代表的な本人確認書類は以下の通りです。

  • 運転免許証
  • 健康保険証
  • パスポート(2020年以前に発行された住所記載ありのもの)
  • 住民票(マイナンバーを記載しない形式)

証券会社によっては「マイナンバー確認書類1点+本人確認書類1点」という組み合わせを求めるケースが多いです。


Step4:提出方法を確認しよう

証券会社や金融機関に提出する方法は大きく分けて3種類あります。

1. スマホアップロード

スマホのカメラでマイナンバーカードや住民票を撮影し、アップロードする方法です。もっとも早く審査が完了します。SBI証券など大手ネット証券では、ほとんどがこの方法を推奨しています。

SBI証券の提出手順を画像付きで知りたい方は『SBI証券でつみたてNISAを始める手順』をご覧ください。

2. 郵送提出

書類のコピーを郵送する方法です。提出から審査完了までに数日〜1週間程度かかります。

3. 店頭提出(銀行や一部の証券会社)

対面で手続きを行う場合は、原本を提示することが求められます。


Step5:よくある失敗例と注意点

マイナンバー確認書類を準備する際によくあるミスを事前に知っておきましょう。

  • 通知カードの住所が古いまま → 利用できない
  • マイナンバーカードの裏面を提出していない → 不備扱い
  • 住民票にマイナンバー記載がない → 無効
  • 写真がぼやけて番号が読めない → 再提出が必要
  • 有効期限切れの本人確認書類を提出 → 受理されない

このようなトラブルを防ぐために、アップロード前に必ず内容が鮮明か、住所が最新かを確認しましょう。


Step6:マイナンバーカードを持っていない場合の対策

「通知カードは古いし、マイナンバーカードもまだ作っていない…」という人は、住民票で対応できます。ただし、毎回役所に取りに行くのは面倒です。

そのため、長期的に投資を始めるなら、マイナンバーカードを取得しておくのがベストです。本人確認とマイナンバー確認を1枚で済ませられるので、今後の手続きが格段に楽になります。

マイナンバーカードが用意できたら、次は口座開設です。『SBI証券でつみたてNISAを始める手順』で流れをチェックしましょう。

マイナンバーカードの申請はスマホからでも可能で、役所に行かなくても申請書を郵送すれば受け取れます。発行には1〜2か月かかる場合もあるので、早めの準備が安心です。


まとめ

まとめ

マイナンバー確認書類は、つみたてNISAや証券口座開設に必須です。準備不足や記載内容の不一致によって手続きが滞る人が多いため、事前に正しい書類を用意しておきましょう。

  • 最も便利なのは マイナンバーカード
  • 通知カードは住所が最新なら利用可能
  • 住民票はマイナンバーを記載して発行してもらう必要あり
  • 本人確認書類もセットで必要
  • 提出はスマホアップロードが最速

このポイントを押さえておけば、SBI証券のつみたてNISA口座開設もスムーズに進められます。

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